ドクタロニア世界紀行Doctaronia

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巨大なAI施設を囲む超高層の塔の群れと、建設を続けるアンドロイドたちディストピアアルケイア圏中枢都市アルケイアArkeia, the Core City巨大なAI施設を中心に、雲を突く塔が林立する中枢都市。アンドロイドが建て、AIが動かし、人が暮らす。夕暮れの昔ながらの商店街に灯がともり、買い物の人と自転車が行き交うノスタルジアひなた地方ひぐらし商店街Higurashi Shopping Street夕方、買い物の人と自転車が行き交う昔ながらの商店街。コロッケの揚がる音と、裸電球の灯り。巨木の森の中に、底まで透きとおった深い泉が広がる風景ナチュラリアネムラ盆地ネムラの湧水林Nemura Springwood巨木が光をさえぎる薄暗い森。根元から澄んだ水がこんこんと湧き、底まで見える深い泉がいくつも連なる。無数の本棚と回廊が何層にも重なる、巨大な書庫の内部ファンタジアオルディアオルディア大書院The Great Archive of Ordia終わりの見えない本棚と回廊が、上へ下へと続く古代図書館。滅んだ古代文明の知が、すべてここに集まっている。入道雲の下に並ぶ団地、ベランダの洗濯物と遊び場の子どもたちノスタルジアひなた地方かもめ台団地Kamomedai Housing Estate夏休みの昼下がり。並んだ団地のベランダに洗濯物がはためき、遊び場で子どもたちの声がする。山脈のあいだを流れ下る巨大な氷河と、深い青のクレバスナチュラリアユルグ氷原ユルグ大氷河The Great Yurg Glacier幅が何十キロもある氷の大河が、山脈のあいだをゆっくり流れ下る。割れ目の奥は、深い青に光っている。巨大な洞窟の内部で、地下湖に面して建物と桟橋が並ぶ港町ファンタジアヴェルナ深層地底港ヴェルナVelna, the Underport途方もなく大きな洞窟の中、地下湖に面した港の都市。海賊の基地から始まり、いまは洞窟の奥のダンジョンを目指す探索者が集まる。青い田んぼの中の小さな駅のホームと木の待合室、夏の空ノスタルジアひなた地方ゆうなぎ駅Yunagi Station青い田んぼの真ん中にある、ホームがひとつだけの小さな駅。夏の午後、列車が来るのを待つ時間。下層のすすけた狭い部屋で、住人と修理跡だらけのロボットが夕食の支度をしているディストピアガルダ積層圏つぎはぎの部屋The Patched Room積層区ガルダの下のほうの層の、すすけた狭い部屋。ひとりの住人と、修理を重ねた中古ロボットが暮らしている。深い谷の段々の街と、雲を突き抜ける古代の白い尖塔の群れファンタジアミルヴァーンの谷塔の都ミルヴァーンMirvane, City of Spires深い谷を埋めつくす段々の街に、古代の白い尖塔が何本もそびえる。魔法使いたちが学び、暮らす都。雲海の上にぽつんとある小さな鉄道駅とホームナチュラリアソラネ高地ソラネ峠駅Sorane Pass Station雲海の上に突き出た峠の小さな鉄道駅。雲の下に沈む集落どうしを、一本の線路がつないでいる。雲を突き抜ける峰と、崖に刻まれた巨大な城門、尾根に横たわる竜ファンタジアヴァルグリム山脈竜の背嶺ヴァルグリムValgrim, the Dragonback Range雲より高い岩の峰々に、古代の巨大な城門が刻まれている。その上の尾根で、竜が眠っている。朝霧の湿原の鏡のような水面を渡る、角の長い大きな獣の群れナチュラリアミズハ低地霧の大湿原ミズハMizuha, the Misty Mire鏡のような水面がどこまでも続く湿原。朝霧の中を、角の長い大きな草食の獣の群れが、ゆっくり渡っていく。急な斜面に重なる色あせた家々と、朝の港に戻る漁船ノスタルジアマーレ湾港町ベルマーレBelmare Harbor色あせた家々が急な斜面に重なる、古い港町。朝の光の中、漁船が戻り、坂の上を小さな路面電車が走る。地平まで続く太陽光パネルの原と地熱の縦坑の湯気、送電鉄塔の列と保守の町ディストピアヘリオス発電環ヘリオス発電環The Helios Power Ring中枢都市を囲む発電の環。地平まで続く太陽光の原、地熱の深い縦坑、鉄塔の列、その足もとに保守の人びとの町がある。夕暮れの土の道と、木の二階建ての店、屋根付きの板の歩道に灯るランプノスタルジア古い平原灯ともし通りLamplight Row土の道に沿って、木の二階建ての店が並ぶ古い通り。夕暮れ、板の歩道の軒下に、油のランプがひとつずつ灯る。苔むした巨大な古木と霧、いくつにも分かれる小道と漂う小さな灯りファンタジアシルヴェーヌの森迷いの森シルヴェーヌSylvaine, the Wandering Wood苔むした古木と霧の森。小道は入るたびに分かれ方を変え、木々のあいだを小さな妖精の灯りが漂う。砂丘に何百本も立つ巨大な赤い岩の塔と、夕日の中を歩く獣の列ナチュラリアカルナ砂漠赤柱砂漠カルナKaruna, the Red Pillar Desert風が削った赤い岩の塔が、砂丘の上に何百本も立つ砂漠。夕日の中を、脚の長い砂漠の獣が列になって歩く。何百層にも積み重なった住居と、洗濯物や配管、屋台がひしめく巨大集合住宅ディストピアガルダ積層圏第九積層区ガルダGaruda, Ninth Stack住居が何百層にも積み重なった未来の超巨大集合住宅。屋台と洗濯物と配管のすき間で、人びとが暮らしている。森と澄んだ水に覆われた、放棄された駅のホームと線路ディストピアソラネ高地森に還ったソラネ駅Sorane, Reclaimed放棄された未来の駅。ホームも線路も森と透明な水に覆われ、時刻表の灯りだけがまだ点いている。冬の夕暮れ、高い煙突の銭湯と、洗面器を抱えてのれんをくぐる人たちノスタルジアひなた地方えんとつ湯の横丁Chimney Bath Laneひなた地方の町の、銭湯のある横丁。冬の夕暮れ、高い煙突から湯気と煙が上がり、洗面器を抱えた人たちがのれんをくぐる。夕方、塔ほどの高さの巨樹の枝の上に家々とつり橋が連なる、森の上の村ファンタジアシルヴェーヌの森梢の村エルナElna of the Canopyシルヴェーヌの森の南、塔ほどの高さの巨樹の上に家々をかけた村。枝から枝へつり橋が渡り、夕方には窓の灯りが森の上に浮かぶ。雲の流れる原生林、苔に覆われた巨木と、木々のあいだに差しこむ光の筋ナチュラリアソラネ高地雲霧の原生林ソラネSorane Cloud Forestソラネ高地の西の斜面をおおう、雲の中の原生林。幹の太さが家ほどもある巨木が、雲より高くそびえる。地底の大洞窟で、巨大な古い門の前に天幕と灯りを並べた探索者の野営地ファンタジアヴェルナ深層探索者の野営地 灯り溜まりThe Lantern Hollow地底港ヴェルナからさらに下った、ダンジョンの入口の前の大きな洞窟。奥へ挑む探索者たちが、天幕と灯りで野営地をつくっている。雨のあとの砂漠を地平まで覆う花の野と、赤い砂岩の塔、遠ざかる巨大な雨雲ナチュラリアカルナ砂漠一夜の花野イサラKaruna One-Night Bloom何年かに一度の雨のあと、カルナ砂漠の東が地平まで花に覆われる。赤い岩の塔のあいだを、花の野が埋める。古い火口の底に積み重なる黒い岩と、竜の鱗のかけらや卵の殻、上空を旋回する竜ファンタジアヴァルグリム山脈竜の巣 ハルゼ火口Halze, the Dragon Roostヴァルグリム山脈の東の端にある、古い火口の竜の巣。巨大な鱗のかけらと卵の殻が、黒い岩のあいだに残っている。澄んだ湖に、草と低い木をのせた浮き島がいくつも漂う朝の風景ナチュラリアネムラ盆地浮き島の湖トワLake Towa of Drifting Islesネムラ盆地の東にひろがる、深く澄んだ湖。水面には、草と低い木をのせた大小の浮き島がいくつも漂い、風のたびに位置を変える。低い階が海に沈んだタワーマンションの群れと、上の階に残る灯りディストピアアルケイア圏沈んだ塔の浜The Drowned Towers海面が上がり、低い階が海に沈んだタワーマンションの群れ。上の階には、いまも灯りのともる部屋がある。何層にも重なる高架の貨物線と道路が地平まで続く、巨大な輸送路ディストピアアルケイア圏第三輸送帯Freight Artery Three中枢都市と外側の地域を結ぶ、何層にも重なった巨大な輸送路。無人の貨物列車と自動運転の車列が、昼も夜も途切れずに流れていく。何層もの地層の壁から段になって落ちる無数の滝と、谷底の霧と虹ナチュラリアソラネ高地千段の大渓谷ガラムGaram, the Canyon of a Thousand Falls何層もの地層が刻まれた大渓谷。両側の壁から無数の滝が段になって落ち、谷底は虹と霧に満ちている。夕方の高い崖の上に立つ、雲に届くほど高い古い石の灯台と、ふもとの灯台守の家ノスタルジアマーレ湾かもめ岬の灯台Gull Cape Lighthouseマーレ湾の東の岬に立つ、古い石の灯台と灯台守の家。崖の上の灯台は、岬の高さを足すと雲に届くほど高い。川に架かった巨大な石橋の上に、魔法の品の店と屋台が何層にも重なる夕方の市ファンタジアミルヴァーンの谷星見橋の魔法市The Stargazer Bridge Marketミルヴァーンの谷を流れる川に架かった、街ひとつ分の幅がある古い石橋。橋の上には、魔法の品を商う店と屋台が何層にも積み重なっている。止まった製鉄所とぼた山の下に開かれた部品の市ディストピアアルケイア圏枯れた鉱都ヴェスタVesta, the Spent Foundry資源を掘りつくした古い産業都市。止まった製鉄所とぼた山のあいだで、残った人びとが部品の市を開いている。古い低い家並みと継ぎはぎの太陽光パネル、ひとりで暮らす人と中古のロボット、遠くの中枢都市の塔ディストピアアルケイア圏ひさしの町ミナセMinase, the Old Eaves中枢都市の南西、積層区の手前に残る、地上の古い低い家並み。継ぎはぎの太陽光パネルと中古のロボットで、ひとりずつ暮らしが続いている。峡谷の壁に刻まれた何百段もの坑道と足場、赤金色に光る鉱脈ファンタジアヴァルグリム山脈赤銅峡の鉱都ザルカZarka, the Copper Gorge巨大な峡谷の壁に、何百段もの坑道と足場が刻まれた鉱山の都。岩肌のところどころで、オリハルコンの鉱脈が夕日のように光る。夜、巨大な送電鉄塔の列の足もとに広がる保守の町と、屋台の灯りディストピアヘリオス発電環送電の町ティレンTiren, the Pylon Town中枢都市へ向かう巨大な送電鉄塔の列の足もとにある、保守の町。夜になると、鉄塔の警告灯と屋台の灯りが、遠く近くに並ぶ。雨あがりの夜の細い路地、濡れた石畳に映る窓の灯りノスタルジアひなた地方雨あがりの路地The Alley After Rain雨あがりの夜の路地。濡れた石畳に窓の灯りが映り、どこかの家からラジオと夕飯のにおいが流れてくる。山のように積み重なった捨てられた機械の丘で、アンドロイドとクレーンが部品を選り分けるディストピアアルケイア圏回収の丘陵ドラスDras Salvage Hills旧工業地帯の北にひろがる、捨てられた機械と電子部品の山。アンドロイドと巨大なクレーンが、資源を少しずつ取り出しつづけている。霧の海から立ち上がる何百本もの岩の柱と海鳥の群れナチュラリアミズハ低地千柱の海岸The Coast of a Thousand Pillars霧の海から、何百本もの岩の柱が立ち上がる海岸。柱の上には森があり、崖には海鳥が群れている。雲の上に浮かぶ島々と古代の神殿、島のふちから落ちて霧になる滝ファンタジアオルディア浮島の神殿エアリオンAerion, the Floating Sanctum雲の上に浮かぶいくつもの島と、そこに残る古代の神殿。島のふちから流れ落ちる滝は、地上に届く前に霧になる。雲の上に張り出した塔の庭園で、家族がアンドロイドの給仕で朝食をとるディストピアアルケイア圏雲上庭園区セレスCeles Sky Terraces中枢都市の塔の上層、雲の上に張り出した庭園つきの住まい。裕福な家族が、アンドロイドの給仕で朝食をとる。夕方の雪の木造の町と、雲に届くほど高い木の麦倉、駅に着く汽車ノスタルジア古い平原雪の麦倉の町The Snowy Granary Town古い平原の西のはずれ、雪に埋もれた木造の小さな町。町の上に、雲に届きそうなほど高い木の麦倉が何本もそびえる。星空の下、古代の石の観測台の中央に立つ、山ほどの大きさの真鍮の天球儀ファンタジアオルディア星読みの天文台The Starreader Observatoryオルディアの高台に残る、古代文明の天文台。山ほどの大きさの真鍮の天球儀が、誰もいないいまも、ゆっくり回りつづけている。提灯の灯る坂道の夜店と、浴衣の子どもたちノスタルジアひなた地方ほたる坂の夏祭りHotaru Slope Summer Festival夏の夜、坂道に夜店が並ぶ。提灯の灯り、浴衣の子ども、金魚すくいと綿あめ、遠くで鳴る太鼓。夏の昼、古いコンクリートの橋の下の澄んだ川の淵で遊ぶ子どもたちノスタルジアひなた地方せせらぎ淵の川あそびThe Summer Swimming Holeゆうなぎ駅から田んぼの道を上ったところにある、川の淵。夏休みになると、近くの子どもたちが毎日のように泳ぎに来る。引き潮の干潟に、木の枝のように分かれる水路と、空を映す濡れた砂、渡り鳥の大群ナチュラリアミズハ低地引き潮の大干潟ウルミThe Great Mizuha Tideflatsミズハ低地が海へ出るところの、潮が引くと地平まで現れる大干潟。木の枝のように分かれる水路と、架空の渡り鳥の大群。地下の巨大な空洞の人工の空の下に広がる庭園と運河の街ディストピアアルケイア圏地底街区オルフェOrphe, the Garden Below中枢都市の地下深くに広がる、豊かな地底の街。天井いっぱいの人工の空の下に、庭園と運河と白い住まいが並ぶ。