
梢の民
Canopy folk of Silvene
迷いの森シルヴェーヌの巨木の上に、村をかけて暮らす人びと。地面より梢を「ふつうの高さ」と感じている。(仮の設定)
(仮の設定)梢の民は、迷いの森シルヴェーヌの巨木の上で暮らす人びとです。人の姿をした、ふつうの人間です。村は梢の村エルナのほかにも森のあちこちにあり、つり橋と縄の道でゆるやかにつながっています。
迷いの森の道は日によって変わると言われますが、梢の民は枝の上から森を見わたし、口笛で道を伝えあいます。そのため、森を抜けたい旅人や探索者は、村で案内を頼むことが多いようです。
- ことば
- 森の交易語のほかに、枝から枝へ届く短い口笛のことばがある。口笛は家ごとに節が少しずつ違う。
- 衣服
- 樹皮を打って柔らかくした布と、苔で染めた緑・樹脂で染めた琥珀色の帯。高いところで動きやすいよう、袖と裾をひもで絞る。
- 食
- 木の実の粉で焼く薄いパン、樹液を煮つめた蜜、梢で育てる小さな瓜、森の川の魚を干したもの。
- 住まい・建築
- 巨木の幹や太い枝にかけた丸い床の上に、草ぶきの丸い家を建てる。木から木へはつり橋と縄ばしご。家は木を傷つけないよう、釘を使わず縄と木の留め具で組む。
- 道具
- 縄ばしご、滑車のかご、樹脂の灯り、樹皮を打つ木づち、枝の太さを測る結び目のひも。
- 仕事
- 縄をなう人、橋の番、樹脂を集める人、地面との荷の上げ下ろし、森の道案内。
- 習慣
- 子どもが生まれると、村の木に小さな灯りをひとつ足す。年に一度、古くなった橋を架けかえる日に、村じゅうで縄を引く。
- 価値観
- 木を傷つけないことを何より大切にする。地面に降りて暮らす人を見下さないが、「下は落ち着かない」と言う人は多い。
- 歴史
- いつから梢で暮らしているかは、村ごとに言い伝えが違う。迷いの森を抜ける道を知るため、旅人や探索者から頼られてきた。
- 地域差・階層差・個人差
- 森の奥の古い村ほど高い枝に住み、森のふちの村は地面の畑とも行き来する。若い人の中には、地底港ヴェルナや塔の都へ働きに出る人もいる。